企業との共同開発・ライセンス事業

ライセンスイン/共同開発

当社はこれまで、自ら行った基礎研究を基に医薬品を発見し、それを自ら臨床試験まで進めてきました。その中で、数多くの医薬品開発を成功させ、経験とノウハウを蓄積してきました。また、当社には、大手製薬企業出身者を含め、基礎研究、非臨床試験、臨床試験、製剤製造、知財管理、ライセンスなどに精通した、経験豊かな専門職員が在籍しています。

一方、創薬系ベンチャー企業を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。その結果、多くのベンチャー企業が破綻し、それに伴いその企業が手がけてきた医薬品も日の目を見ることなく消えています。また、大学等の公的研究機関には、医薬品に繋がる研究成果がたくさんありますが、開発資金とノウハウがないために医薬品に繋がることはなかなかありません。このように、あと一歩で医薬品に繋がる成果が埋もれているのは、個々のベンチャーや大学にとってだけでなく、日本、そして人類にとって大きな損失です。

そこで当社では、これまでの医薬品開発の経験やノウハウ、そして医薬品開発の専門職員を総動員して、他の機関が持つ医薬品の種を開花させるお手伝いをすることにしました。当社がその知財の少なくとも一部を継承し、自らの資金とマンパワーで医薬品開発を行うことを基本としますが、場合によっては北京泰徳製薬など他の会社を紹介したり、コンサルタント業務のみを行ったりすることも可能です。

一方、医薬品業界において医薬品開発の成功確率は低下する一方であり、企業同士のお互いの強みを活かした事業提携やリスクシェアはより重要になっております。そこで当社は、卓越した技術やパイプラインを持つ企業と連携し共同で医薬品開発を行うことを検討し、その最初の案件として2018年よりノーベルファーマ株式会社(以下ノーベルファーマ社)と共同開発を行っております。ノーベルファーマ社と当社は医薬品開発(臨床試験)を共同で行い、得られた利益を分配する契約を結んでおります。ノーベルファーマ社はその高い開発力により、抜群の成功確率で数多くの医薬品・医療機器を上市してきました。同社は臨床開発、承認申請、販売に特化しており、研究開発型企業である当社との連携は高いシナジー効果を産むと考えています。今後もこのような共同開発を推進したいと考えておりますので、ご提案をよろしくお願いします。

関心の高い領域

① 当社が得意とするDR(ドラッグ・リポジショニング)、DDS(ドラッグ・デリバリー・システム)関連の医薬品
② 当社の支援なしでは、この先の医薬品開発を進められない医薬品
③ 当社が開発経験を持つ、末梢動脈閉塞症、鎮痛薬、抗炎症薬、呼吸器関連疾患、消化器関連疾患、抗がん剤の副作用に対する医薬品
④ 北京泰徳製薬や中国生物製薬との協力により、中国での開発が可能な医薬品

上記に該当しない場合でも、お気軽にご相談ください。

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