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LTTバイオファーマで働くこと

創薬全体を理解する人材の育成

医薬品開発には、基礎研究、非臨床研究、臨床研究、製剤開発・製造、知財管理、薬事、事業開発など様々なステップがあり、そのため大手製薬企業では、それぞれのステップをさらに細分化した分野の専門家が集まっています。専門性を高めることで業務は効率化しますが、担当者が他のステップを理解していないために起こる弊害も指摘されています。

当社でも、それぞれのステップを専門とする社員・役員がおりますが、他の分野の業務に関与するなどして、常に他分野の理解に努めています。特にCEOの水島は、基礎研究、臨床開発、事業開発、中国事業、経営・管理・知財のすべての業務を行っています。 また、20代、30代の本社社員は、複数の専門性を持てるように育成しています。これは、業務を効率的に行うためだけでなく、創薬全体を理解する人材を育てたいためでもあります。というのも、製薬企業や創薬ベンチャーを経営したり、リードしたりするためには、創薬全体を理解している必要があるからです。研究員には、研究に集中できる環境を与えることにも配慮していますが、同時にアカデミアとの共同研究や事業開発に関与するなど、その視野と経験を拡げられるように工夫しています。

このように、幅広い経験を積むことで、経営者や起業家に必要な“創薬全体の理解”が得られることが、当社で働く最大のメリットです。研究者もいろいろなステップを知ることで、出口に向けて研究を行うセンスを磨くことができます。