DR(ドラッグリプロファイリング)研究とは、既に医薬品として長期にわたり使用され安全性がよく知られている薬剤の作用メカニズムを網羅的に解明することで、その薬が有する未知の薬効を発見し、別の疾患の治療薬として確立することを目的とした手法であり、近年、海外では大きな注目を集めています。
DR研究の利点
医薬品開発におけるDR研究の大きな利点として以下の点が挙げられます。1.確実性
○ 安全性が臨床レベルで確認されている
○ 体内動態(吸収性等)がヒトで確認されている
2.低コスト性
○ 多くの既存データが利用できる
○ 通常よりも短期間で開発できる
3.優位性
○ 発見した新薬効に関する特許を申請済みである
○ 蓄積されたノウハウ・材料(周辺化合物等)が存在する
DR 研究は、既存医薬品を利用することから、ヒトに対する安全性が高く、低コストで早期の開発が可能であるという大きな利点があります。当社では、未だ日本で認知の浅いDR 研究にいち早く着目し、既に800種を超える既存医薬品ライブラリー・データベースを構築していた熊本大学創薬センターと共同研究を展開し、複数の既存医薬品が癌、アルツハイマー、糖尿病等の様々な疾患に対して新たに適応する可能性を見出しております。