株主の皆様におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
先ず、当社株式が当上半期中の平成23年8月に上場廃止となり多大なるご迷惑とご心配をお掛けいたしましたこと改めまして深くお詫び申し上げます。当社は係る事態を真摯に受け止め、株主の皆様のご期待に応えるべく今後は創薬事業に経営資源を集中させ研究開発に邁進する所存です。
研究開発の進捗状況につきましては、主力開発パイプラインであるPC-SOD(吸入製剤)の韓国・CKD社(Chong Kun Dan Pharm Corp.)へのライセンスアウトが平成23年7月に実現いたしました。これまで進めて参りましたフェーズⅠ試験が間もなく終了し、日韓共同で実施を計画しているフェーズⅡ試験開始に向けた準備を進めております。また、中国の北京泰徳製薬へライセンスアウトしておりますPC-SOD(注射剤)は、同社による研究開発が順調に進んでおります。
更に、既存医薬品の新たな効能を見つけ出し他の疾患治療薬とするドラッグリプロファイリングにつきましても着々と研究を進めております。平成23年10月に一部報道等でも取り上げられました肺癌治療薬イレッサの副作用による間質性肺炎の発症機構解明と既存医薬品の効能によってこれを抑制できる可能性を発見した慶應義塾大学、熊本大学、日本医科大学の研究グループの中心は当社取締役会長の水島徹(慶應義塾大学教授・熊本大学教授)であります。
当社の財務状況等につきましては、当上半期の売上高が韓国・CKD社へのライセンスアウトに伴う契約一時金の一部計上により前年同期比11%増の52百万円、売上総利益は同651%増の52百万円となりました。また、販売費及び一般管理費における研究開発費用の計上時期の繰越や削減等により営業損失は同45%減少の94百万円、中間純損失は同54%減少の70百万円となりました。
通期の業績予想は、当社ホームページのIR情報・財務情報にハイライトとして掲載しております通り137百万円の純損失を見込んでおりますが、今後の研究開発の進捗により変動する場合は、当社ホームページ上でお知らせいたします。
株主の皆様におかれましては、今後とも引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
取締役会長 水島 徹
代表取締役社長 大塚 秋夫