トップメッセージ

当事業年度の新薬探索事業におきましては、聖マリアンナ医科大学難病治療研究センターの寄付研究部門を中心に他大学との連携を維持、強化しながら基礎研究を推進し新規特許出願も達成しました。臨床試験段階にあるパイプラインとしましては、初期第Ⅱ相を完了している「ドライアイ治療薬(LT-4002)」の後期第Ⅱ相への移行準備を進めております。また、PC-SOD開発における懸案事項であった治験薬の継続的製造が当社指導のもと北京泰徳製薬において成功しました。現在、ライセンス活動と共に同剤の適応拡大を進めております。
なお、当社の創薬事業は自社開発を基本としておりますが、開発のスピードアップやパイプラインの充実のためには同業他社との協業にも挑戦すべきと考え検討を重ねて参りました。その結果、アンメットニーズを満たす医薬品の開発で実績のあるノーベルファーマ社と共同開発契約を締結することが出来ました。同社との連携強化は大きなシナジー効果が期待できると考えております。
また、当社の重要なビジネスパートナーである北京泰徳製薬とは引き続き友好的関係にあり、同社の発展に寄与できるよう様々な支援や取り組みを行っております。
当事業年度の業績につきましては、高水準の受取配当金収入により当期純利益1,126百万円を計上することが出来ました。前期比で20.0%の減益ながら株主還元策として前期に引き続き1株2,000円の期末配当を実施することと致しました。
新薬のロイヤリティ収入による営業損益の黒字化という経営目標に向けて、当社は引き続き創薬事業に邁進する所存でございます。今後ともご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

平成30年6月26日
取締役会長、最高技術責任者(CTO) 水島 徹
代表取締役社長 大塚 秋夫